デザインプロポーザル

2010/05/22
もしも世界中の企業がデザイナーに門戸を開いて、提案のチャンスをくれたらどんどん新しい時代が訪れて風通しのいい社会が出来るのにな、と思っていたけど、ついにその入り口をつくった。
これを見てください。

http://www.design-proposal.net/

このサイトは「赤い島」にいる複数の企業名から自分のアイディアがこの会社にピッタリだ・・・思う企業を選んで提案することが出来るのです。
提案してみてはどう?自分の能力のなさに愕然としてもっともっとと勉強するデザイナーもいれば、誰にも認められないで優れたアイディアを死蔵していて・・・やっと日の目を見る人もいるだろう。

写真は富山の「風と光の塔」で21世紀を記念してつくったもの。僕の設計で上へ上へと上昇するイメージの表現
企業にとって「商品」は命だからいい加減なアイディアは拒絶するでしょう。簡単でないと思うけど、いいアイディアが死んでいるかも知れないと思うとたまらない。だから企業の力を借りてこんなウェブサイトをつくった。

提案する学生達や若いデザイナー達の提案を待っている。充分考えていい案を応募してください。
それから、発売元企業の入会を待っています。現在はこんな企業が会員企業になっています。

良品計画・・・無印良品で有名な会社です。イデーも今はこの会社の子会社です。世界のデザイナーがみんな自分のアイディアを売り込みたいと思っている。あまり説明のいらない著名な企業。無印、即ちノンブランドという名前の企業が逆説的にブランド化すると言うのが嬉しい。「ブランドはいらない、いいものを提供しよう・・」という発想でいたらそりゃブランド化するよね。

アッシュ・コンセプト・・・名児耶さんという社長がいい。彼の個性でこの会社は成り立っていると言えそう。学生のアイディアをどんどん発掘している。多分世界の200や300の店舗がこの会社の商品を販売している。つい最近、僕のオフィスに安積伸君がやってきて「自分のロンドンの家の前の店にもアッシュ・コンセプトの商品が置いてあるよ」と言っていた。ちなみに、名児耶さんも安積君もこのウェブサイトのコミッティーメンバーです。

イデア・インターナショナル・・・僕の記憶だと挑戦的なベンチャービジネスとして華々しく登場した企業。複数の若手の事業家達の挑戦的な活動が外から見ていてたまらなく嬉しい存在である。まだまだこれからの会社だろう。もう世界的に活動しているのだが企業の構想から言ったらまだまだ飽和状態になる会社じゃない。先のある会社だと思っている。

ユニオン・・・建築の金物の会社である。なんだ、ドア・ハンドルかと簡単におもっちゃ大間違い。建築で人が触れるところは、脚が触れる床と手の触れるドア・ハンドルだけである。アクセントになるから形も大切だし、手に触れるから素材も重要だろう。形と素材の融合的な部品である。この世界はすぐれた感性のデザイナーの感覚が期待できる。

K・・・Kは黒川雅之のKである。僕がデザインや僕好みの優れたデザインを商品化して販売する会社である。取りあえずは黒川の作品だが、どんどん僕の好きなデザイナーの作品を製品化したいと思っている。資金力がないから投資額の小さいものからしか商品化できない。

◎どんどん、発売元企業は大小を問わないから参加して欲しい。詳細はサイトを見てください。

中国などのアジアや世界に解放したい。英語サイトもあるからその内、海外の企業も参加してくれるだろう。
2010,5,22


図は提案とその後のプロセスを図式にしたもの