有馬さんのスギタマ

2010/04/16
有馬晋平さんのスギコダマをいただいた。
ギャラリー間での竹原義二さんの展覧会オープングパーティーでのことだった。まろやかで、たまらない肌触りの杉の玉だった。
目で見るというより、目で触れ、掌で見る作品だろう。軽やかで、でも浮き上がるほどではない。滑らかで、でもつるつるではない。

とてもやさしい玉だった。玉というより珠かもしれない。杉でできた杉珠。やさしい顔の有馬さんにそっくりなタマだった。
有馬さんは大分県大分市に住んでいる。きっと大分県にはこんな杉が一杯生えているのだろう。その空気や水もこのタマの中にきっと含まれているだろう。その上、有馬さんの魂が忍び込んでいる。

僕はこんな玉が大好きだ。
一目見て、欲しいと思った。掌に入れてもう放したくないと思った。それを知ってかまだあるからいいです・・・とくれた。嬉しかった。そっとポケットにいれて、まるで生きものを入れるようにそっと入れて家に持ち帰った。

このスギタマはそういう扱いをしないと叱られそうである。そうしないと死んでしまいそうである。愛おしさはかよわさの所為だろう。
手のひらに収まるこのスギタマも好きだが、大きなスギタマもきっといいに違いない。そんなやさしいスツールをつくってみたい。つくって欲しいなと思う。スギタマに寝たらどんなだろう。気持ちがいろいろに広がっていく。

有馬さん、有り難う。あ!・・・有馬とう!かな?
(2010/04/16)