DESIGN TODAY
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GALLERY anima 「NUNO・kibiso」須藤玲子展 開催中

2008/12/18

大阪のギャラリーanimaにて「NUNO・kibiso」須藤玲子展が開催されている。
今回初めてギャラリーを訪れたが、安藤忠雄の建築ともあって、地下については内側の壁がブロックむき出しのとてもユニークな造りである。


1984年以来、日本国内のさまざまな染織産地の職人たちと布づくりをしている須藤氏。今回は、日本最北限の絹産地としても知られる山形・鶴岡の織物工業協同組合とともに「きびそ」を使った布を発表している。きびそとは、繭から生糸を繰るときに出る副蚕糸のこと。シルクと比べて肌触りが粗い感じがするが、やわらかく温かみを帯びた布に仕上がっている。スキンケアの成分としても利用されていて、保湿力や紫外線吸収力、抗酸化力に優れ、モノを無駄にしないエコ製品としての可能性にも注目したい。
きびその布のほか、これまで須藤氏が手がけた表情豊かな布の数々も展示されている。
開催は12月25日まで。


会 期: 開催中 - 2008年12月25日
時 間: 11:00 - 19:00
会 場: 大阪市北区天満 3-1-2
     TSビル1F
     京阪線・地下鉄谷町線、
     天満橋駅より徒歩5分ほど
URL:  www.gallery-anima.jp


須藤玲子/すどうれいこ
茨城県生まれ。武蔵野美術短期大学専攻科終了後、武蔵野美術大学テキスタイル研究室助手を経て、株式会社布(NUNO)の設立に参加。現在取締役、テキスタイルデザイナー。


photo & text : Atsuko URASAKI