DESIGN TODAY
世界の最新デザイン事情

うららン放浪記 Vol.3、ユトレヒトとアムステルダム
浦崎篤子

2008/07/22
先日、東京藝術大学大学美術館で開催した「バウハウス・デッサウ展」に行ってきた。
当時の政治的、文化的背景に影響を受けながら確立していくバウハウスとその理念やデッサウ期の基礎教育の様子などが紹介されており、特に色彩や造形、素材への追求の徹底ぶりには目を見張るものがある。世界的に今もなお影響を与え続けているバウハウス。そして、そのバウハウスに少なからず影響を与えていたのが「デ・スティル」である。
デ・ステイル (De Stijl) とは、テオ・ファン・ドースブルフ(Theo van Doesburg, 1883年 - 1931年)がオランダのライデンで1917年に創刊した雑誌およびそれに基づくグループの名称。(Wikipediaより抜粋)
「デ・スティル」は英語の「the style(様式)」という意味を持つ、オランダで起こった一種のデザイン思想である。

前置きが長くなってしまったが、、、今回はデ・スティルのメンバーであったリートフェルトが手がけたシュレーダー邸のガイドツアーに参加した時の様子を中心にご紹介。

このシュレーダー邸はオランダ・アムステルダムから電車で約20分のところにある街、ユトレヒトにある。ミッフィ発祥の地でもあるこの街はとてもかわいらしく、物語の中を歩いているような気さえしてくる。

ガイドツアー予約に関するページ
http://www.holland.or.jp/nbt/holland_utrecht_rietveld_schroder_house.htm

ガイドツアーへは事前予約が必要。Centraal Museum に集合し、バスで移動した。
外はあいにくの雨だったが、陽気なガイドのお姉さんの説明に終始和やかに室内を見て回った。「ここがこうなります」、「ココも・・、ココも・・」と、とにかくたくさんのからくりが室内に潜んでいる。部屋のレイアウトを変えてしまうような大きなものから小さいものまで、使い手もどこに何があったか忘れてしまいそうなほどたくさんある。ここでは、リートフェルトというよりシュレーダー夫人の主婦ならではの発想と人間味がこの邸宅を生む基盤となっている。
外観も周りの赤煉造りとは異色の「ザ・デ・スティル」的配色のモダンな造りである。

《アムステルダムの建築など↓》

アムステルダムでは、レンタサイクルで街を走り回っていた。
街の北東部にある新興住宅地群や西のはずれにある高齢者用集合住宅を見て回った(道を尋ねる人々にどうしてそんなところに行きたいんだ?と怪しまれたりしながら・・)。
運河沿いにあるアンネ・フランクの家の前で一生懸命写真を撮っていると、「これは隣の家だよ」と言われたり・・・なかなかの珍道中であった。

建築物に関するプチ情報は下記のリンクをご覧ください。
「素人的建築散歩」
http://blog.1-4worldtrip.hippy.jp/?cid=35574