SALONE NEWS in Milan

Salone News in Milan Vol.1
nendo

2008/05/09
今年で47回めを迎えるミラノサローネ。近年では数多くの日本企業が出展している。
トヨタ自動車「レクサス」ブランドのプロジェクトに参加した「nendo」は、新作となる『diamond chair』とともにインスタレーションを発表し脚光を浴びた。
2008年の「Salone News in Milan」第1回めのリポートは、nendo代表である佐藤オオキ氏にご執筆いただいた。


今年も4月16日〜21日の6日間、ミラノサローネが開催されました。

ここ数年は日本企業も続々と出展をしており、家具見本市というよりも、デザインフィロソフィーを伝える場としてサローネを捉えています。
今年もLexus、Canon、Yamaha、Sony、Panasonicなどの企業が参加していました。

今年の傾向は、この数年間トレンドを牽引してきたオランダ勢から職人技術を活用したデザインへの移行が感じられたことや、展示表現としては、デザインプロセスを見せているものが目立ちました。
個人的に最も印象的だったのは、恒例のSwarovski Crystal Palaceでのイギリス人デザイナー、ポールコクセッジの作品でした。

日本人デザイナーでは、吉岡徳仁がCassina、Driade、Moroso、Kartellなど大手イタリアメーカーから新作を発表し、大きな反響を呼んでいました。

6年目の参加となるnendoは、Lexusのインスタレーションの他、Cappellini、De Padovaなどから新作家具を発表しました。





■ Profile
nendo(デザインオフィス)
2002年に佐藤オオキ(1977年カナダ生まれ/早大大学院建築科修了)を中心に設立されたデザインオフィス。建築からインテリア、プロダクト、グラフィックデザインまで幅広く活動を行い、国内外にクライアントを持つ。
ミラノサローネデザインリポート特別賞(伊)を始め、ID Annual Design Review最優秀賞(米)、グッドデザイン賞(日)など受賞多数。2006、2007年にはNewsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」「世界が注目する中小企業100社」に選出される。
URL: http://www.nendo.jp/