SALONE ARCHIVES in Milan
黒川雅之のサローネ情報

黒川雅之のサローネ情報2007 vol.13
トリエンナーレ

2007/04/22
トリエンナーレはいつも必ず訪れる。いろいろな企画展があっていいものもあればパスしたくなるものもある。
隈と原研哉の展覧会はどこだったか,日本の不動産会社の展示として開催されているのだがこのトリエンナーレでは写真のように広場でレクチャーがあったり、アンドレア・ブランティのまとめた現代イタリア展があったりする。
プレスにも写真が禁止しされているからここでは見せられないが,つまらないから見せないように撮影禁止なのではないかと言いたくなる程につまらない。アンドレアの展示は回転寿司の機械をつかって作品を回転させるという面白い手口なのだが如何せん肝心の若者の作品がくだらない。
この傾向はミラノサローネ全体で見られる。危機感を感じない、よじ上ろうとする必死なものもない、飢えていない平和な若者たちが遊びとして一寸した作品をつくって展示している。それがミラノ中を覆っているのだからサローネも終わりかな~と思わずうなってしまう。
その他には坂茂のシェルターでARTECの展示がある。これは興味深い素材をつかった構造である。
側にはデ・キリコの池があって多くの家族連れが穏やかな日を浴びて遊んでいる。