台湾日記

2007/09/18
招かれて台湾に行った。コンペの審査とアワードの審査、そしてフォーラムへの出席が目的だった。
久しぶりの台北は綺麗だった。時々通う上海の印象があるから緑豊かで清潔な台北はちょっとビックリだったけれど、考えてみれば当然なのだろう。
忙しい日々だった。台湾の人々はとても親切だった。大陸の中国にも活躍の場を拡大しているデザイナーもいた。どこにお住まいですか?と訪ねたら「台北と北京と上海」です、とこたえるファッション関係のライターもいた。

招待されたレストランは凄いワインが並んだセラーがあって、パティオの美しいところだった。その室内のデザインは香港人、装飾物の配置は台湾の人だと聞いた。実に優れた空間構成だった。

おおいに歓迎された。僕の著書をもってきてサインをねだる人が多かった。フォーラムが終わると多くのメディアのインタビューとなった。今でもメールで取材の申し込みがある。人口が5千万人を切るのに、メディアは発達していた。

300人とか400人とかがいると言うデザインオフィスのボスにも会った。若くて精力的な印象である。彼は上海にモックアップの会社を持っていて150人が働いていると言う。上海での再会を約した。一緒に仕事をしたいらしい。

今回の審査にはロスのアートセンタースクールのデザイナーも南アフリカのデザイナーも招かれていた。それに地元の数人の評論家やデザイナーやメディアの社長などが加わっての審査会だった。台湾の人々は英語が達者だった。いつものように審査会を誘導できないのが歯がゆかった。言語の壁を感じた。日本人の英語力の低さを代表する僕には日本の将来が心配になった。

台湾の連中は2010年の上海万博を視野に入れた活動をしている。なかなか積極的だ。一緒にそれに加わるように誘われもした。

カメラを持っていかなかったのが残念である。写したいものも多かった。その内、僕付の現地秘書だった美しい孫さんが送ってくれる。そのとき選んでアップしたいと思う。