「美の狩人」

2006/11/22
何のために生きているのだろう、と考えることがある。これまで色々な仕事をして来たが、建築から始まって工業化建築の開発から、建材の開発、そして、プロダクトデザインに夢中になって、そしてインターネットに、今では自分のデザインしたものを販売することまでやっている。そして、その全部がデザインだと思ってもいる。
職人的に求心的な生き方を好む日本人には好かれないけれど、どう思われるかの前にどうしても興味が広がっていってしまう。僕はどうやら拡散型の人間らしい。
こういう自分を観察してなぜそんなにがたがた動き回るのだろうと思うのだがゆっくりしようとしても気がつくとがんがん行動している。
好奇心だっていっぱいだし、身体の中からわき上がってくるかのようになにかが僕を突き上げて動き始めている。
何のために生きているのだと,自分に問いかける。自分は一体何ものなのだと考える。少なくとも生きているのはきっとまだまだ感動することがいっぱいあるらしいと思っているからだ。感動とは心のときめきとでも言うのかな。多分、命がこみ上げる様な感覚。それは美と同じなのだと思うのだがそんな感覚があるから生きているのだろう。
そうだとすると僕は美を探して人生を旅していることになる。
ちょっぴり,気恥ずかしいのだがだから自分のことを美の狩人と小さな声で言っている。